野菜の棲家

京都・亀岡で無農薬の野菜・ハーブ・薬草・山菜を栽培しています。

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畑の薬草①

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冬なので少し枯れかけていますが、畑の中には自生している薬草がいくつかあります。また、冬には見つけられないドクダミなどもあります。

黄色くなってたり、枯れているのがカキドオシという薬草です。薬草名としては乾燥させた状態のものを連銭草と言います。シソ科の植物でほのかに薄荷の様な清涼感ある香りがします。子供の疳の虫に効くとされてきましたが、医学的研究により血糖値降下作用、脂肪や結石を溶解させる作用があり、漢方薬やダイエット茶として利用されます。但し、多量摂取は胃腸の粘膜や腎臓に炎症を起こすとされ、腎疾患、肝疾患を患っている人の服用は禁忌とされています。

次がユキノシタです。漢方名は虎耳草といいます。

ユキノシタは自生ではなく栽培しています。まだ5株しか植えていませんがランナーを伸ばして増えていくので、他の雑草の管理をしていけば簡単に増えていきます。

ユキノシタは薬草でもあり、山菜でもあるので葉を天ぷらや和え物、酢の物、煮物、炒め物、汁の実に使います。花はお茶にも出来ます。

先日、丹波篠山の山里料理まえ川さんで食べた椀物の上の葉がユキノシタです。

ユキノシタは、漢方薬ではなく民間薬として葉を腫れ物などの炎症に使ったり、葉の絞り汁を中耳炎、漆かぶれ、虫刺されに使ったりします。また、風邪にはユキノシタの葉を20g、氷砂糖、生姜一片を煎じて飲むと良いとされています。

乾燥させた葉や茎は、煎じて解毒や解熱に利用します。

葉に含まれる成分がメラニンの生成を抑える事から湿布として利用すると美白やアンチエイジングと高い美容効果も期待出来ます。

最後にヨモギです。

ヨモギは一般的に見られる野草ですが、新芽を摘んで天ぷら、茹でておひたしや汁の実、草餅に使いえる山菜です。乾燥させてお茶にも出来ます。ヨモギを食生活に取り入れると血液浄化、免疫力向上に良いとされています。

薬草としては、湿布として湿疹やあせもに、歯痛や喉の痛みには煎じ液(乾燥ヨモギ10gを300mlくらいの水で半量になるまで煎じる)でうがい、健胃、下痢にも前述の半量のヨモギで煎じ液を作り3回に分けて飲む、止血には生葉をすりつぶして汁を患部に塗るなど効果効能が多くあります。

また、灸に使うモグサやヨモギ蒸し、浴用にも使われます。浴用利用では肩こり、腰痛などに良いとされています。

他にもノビル、ツユクサ、スギナ、オオバコ、ジュズダマ、オナモミ、ゲッケイジュや探せば見つかる薬草が畑にはあります。

今は自生している薬草ですが、量が採れる様に移植して栽培する計画です。

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